2012年7月8日日曜日

M5.3クラスの中規模な太陽フレア


M5.3クラスの中規模な太陽フレア

アメリカの独立記念日に爆発した太陽ですが、
「M5.3」という数字の意味がわからず、規模感もつかめませんでした。

ということでwikiってみました。

なるほど2000年頃から活動が活発化しているようですね。
太陽観測衛星での観測ができるようになったこともあるのでしょうが。

仮に太陽爆発が人類史上最大となった場合ってどうなるのか?
ちょっと考えてみました。


太陽フレア(たいようフレア、Solar flare)は、太陽で発生している爆発現象のことである。別称は太陽面爆発[1]
太陽系で最大の爆発現象で、しばしば観測されている。多数の波長域の電磁波の増加によって観測される。特に大きな太陽フレアは白色光でも観測されることがあり、白色光フレアと呼ぶ。太陽の活動が活発なときに太陽黒点の付近で発生する事が多く、こうした領域を太陽活動領域と呼ぶ。太陽フレアの初めての観測は、1859年にイギリスの天文学者リチャード・キャリントンによって行われた(1859年の太陽嵐)。
フレア」とは火炎(燃え上がり)のことであるが、天文学領域では恒星に発生する巨大な爆発現象を指している。現在では太陽以外の様々な天体でも観測されているが、以下もっぱら人類の近傍にある唯一の恒星である太陽のフレアについて説明する。

フレアの大きさは通常数万km程度であり、威力は水素爆弾10万~1億個と同等である。100万度のコロナプラズマは数千万度にまで加熱され、多量の非熱的粒子(10keV-1MeVの電子や10MeV-1GeVの陽子)が加速される。同時に衝撃波プラズマ噴出が発生し、時おりそれらは地球に接近して、突然の磁気嵐を起こす[2][3]
フレアの規模はX線の強度によって、X、M、C、B、Aの5つの等級に分類され、Xが一番強い。太陽フレアの規模は、アメリカの気象衛星GOESで観測される大気圏外の軟X線強度(W/m2)で分類され、低い方から10倍 (1桁) 強度が上がるごとに A, B, C, M, X と表される。 Cクラスは小規模、Mクラスは中規模、Xクラスは大規模のフレアに相当する[4]。 各クラス内でさらに1-9まで直線状のスケールで強度を示す(ただしXクラスの上はないため、この場合は10を超えて示される)。このためX2フレア(2 x 10-4 W/m2)は、X1フレア(10-4 W/m2)よりも2倍の強度となり、M5フレア(5 x 10-5 W/m2)よりも4倍の強度であることを示す。
フレアの発生機構については、太陽活動領域中に蓄えられた磁気エネルギーが、磁気再結合によって熱エネルギー運動エネルギーに変換されるという説が有力である。全てのフレアを説明するモデルとして、京都大学教授柴田一成の「統一フレアモデル」がある。
フレアが発生すると、多くのX線ガンマ線高エネルギー荷電粒子が発生する。またフレアに伴い、太陽コロナ中の物質が惑星間空間に放出される(コロナル・マス・エジェクション(CME))ことが多い。高エネルギー荷電粒子地球に到達すると、デリンジャー現象磁気嵐オーロラ発生の要因となる。2003年は、大規模なフレアが頻発し、デリンジャー現象により、地球上の衛星無線通信に多くの悪影響を与えた。また地球磁気圏外では、フレア時のX線ガンマ線による被曝により、人の致死量を超えることもある。
フレアの活動は、太陽活動周期や黒点の蝶形図(コロナの蝶形図)によって、関係付けを説明されることもしばしばある。
フレア時の高エネルギー荷電粒子の地球への到達、あるいは、フレアの発生そのものを観測・予報することは宇宙天気予報と呼ばれ、太陽研究者にとって重要課題となっている。

太陽フレアによる被害 [編集]

太陽嵐が起こると、8分程度で電磁波が到達して電波障害が生じ、数時間で放射線が到達。数日後にはコロナからの質量放出が地球に届き、誘導電流が送電線に混入し、電力系統がおかしくなる。ただ単に停電するのではなく、電機・電子系統に瞬断やEMP(電磁パルス)被害が出る。特に宇宙空間にある衛星(通信衛星、GPS,気象衛星、偵察衛星など)や、巨大なアンテナとして働く送電線の被害が起こる。
2008年に全米科学アカデミーによる「激しい宇宙気象――その社会的・経済的影響の把握」報告書[5]が出されている。それによると、強力な太陽フレアが地球の磁場を混乱させ、強力な電流によって高圧変圧器が故障(規模によっては溶融)し、電力網が停止する可能性について検討されている。通信ケーブル、放送、携帯電話は脆弱である。もしそうなれば、米国だけで最初の1年間で1兆~2兆ドルの被害が出て、完全復旧には4年~10年かかる。もし1859年規模のフレアが起これば、社会に大混乱が生じ文明は19世紀初頭に戻ると予想された[6][7][8]。大型の変圧器は調達に年単位の時間がかかり、電力網が世界規模で破壊された場合に生産はほとんど出来ないとされる。また超高圧送電線の敷設にも時間がかかる[9]

過去に観測された大規模フレアと日本の主なフレア [編集]

  • 2012年7月7日:X1.1
  • 2012年3月7日:X5.4
  • 2012年3月5日:X1.1
  • 2012年1月28日:X1.8
  • 2012年1月23日:M9クラス(サンスポット1402、2005年以来最大[10]
  • 2011年11月4日:X2.0
  • 2011年10月25日:アメリカ北部から南部(ニューヨーク、テキサス(深紅)、ミズーリ、ニューメキシコ、ルイジアナ各州を含む)でオーロラが見られた。大きな太陽フレアはなかったが、サンスポット1330が観測された[11][12]
  • 2011年9月24日:X1.9
  • 2011年9月22日:X1.4
  • 2011年9月7日:X2.1
  • 2011年8月9日:X7.0
  • 2011年3月10日:X1.5
  • 2011年2月15日:X2.3[13]。4年2ヶ月ぶりの大規模フレアである[14]
  • 2006年12月5日:X9.1
  • 2005年3月
  • 2003年11月4日(平成15年):X28(観測史上最大だが、地球をそれたため大きな被害はなかった)
  • 2003年10月28日:X17.2、陸別名寄オーロラ
  • 2003年10月23日:X5.4
  • 2001年4月3日:X17
  • 2001年3月31日、ニュージーランドISO200でオーロラが撮影できた
  • 2000年4月7日(平成12年)、陸別町で4.2kR(レイリー)のオーロラ[15]



ゆらめきのハービッグ・ハロー天体110


ゆらめきのハービッグ・ハロー天体110

欧州宇宙機関ESAから「ハービッグ・ハロー天体110」の画像が公開されています。
古代人が壁画に描いたもののようにもみえてきます。

こんな天体も宇宙にはあるんですね。


2012-07-07

  1. ゆらめきのハービッグ・ハロー天体110 - Yahoo!ブログ http://t.co/DgWC4mYs

Powered by t2b