2009年12月24日木曜日

広域赤外線探査衛星「WISE」

天体マップ

米航空宇宙局(NASA)は12月14日、
カリフォルニア州の空軍基地から
新型の広域赤外線探査衛星「WISE」
を打ち上げました。

WISEは地球の軌道上で、
地球にとって危険な可能性をもつ
天体(小惑星含む)を観測し、
天体の地図を作成する任務が
課されています。

赤外線を使って、
20万個の惑星の位置と大きさをマップ
化するとともに、地球に迫っている
隕石の数とその危険性のデータ収集。

いってみれば地球の危機、人類の危機
に対処する探査衛星というわけです。

最新の広角赤外線探査装置を搭載し
、地球上空500キロの軌道上で約10か月間、
暗黒星雲や褐色矮(わい)星、
惑星と星の間の暗い部分にある
小惑星を探索、データ収集を行い
宇宙の謎に迫っていくことでしょう。

通訳翻訳館館長