2010年3月25日木曜日

やっと日本電子書籍出版社協会が発足


紙との相乗効果を目指すのはいいですが


やっとこ、日本でも出版社主導
による電子書籍市場対応が
はじまりそうです。

電子書籍フォーマットに
はじまり、著作権、印税など
といったお金と法的課題を
整理分解し

作家と読者にとってベストな
ルール作りに取組んでもらいたい
ですね。

いままで紙を出版、流通させる
というまさに紙出版事業モデル
から

よりコンテンツ力が問われる
コンテンツ事業にシフトする
ことになるはずです。

コンテンツ事業で
読者から強く求められるものは

コンテンツ供給者となる作者の
発掘・育成といった出版編集者
のプロデュース力になるんじゃ
ないかと思います。

よい例は日本の音楽業界にも
あって、エイベックス社がこれ
に近いです。

読者が何を求めているのか、
いま日本に求められいるものは
何かという

先見性や社会の本質を
見極める力に加え、

これは!と思える作者(作家)
をみつけだし、説得し、成長させ
ようとする出版編集者

そんな出版編集者がいる
出版社には個性的な作家が集まる
だけでなく、斬新な作品が集まり
マニアな読者が集まってくるはず

電子書籍のよいところは
紙のような印刷コスト、在庫管理
コストがかからない分

読者が少なくても、それなりに
お金に変わるところでしょう。

だから、マニアックな作品でも
コアな読者がついてくれば
それなりのお金になるはずです

日本電子書籍出版社協会には
そのためのベースとなる

よくできたプラットホーム
づくりに励んでもらいたい
ですね~