2012年6月2日土曜日

福島第一原発事故の「防災」体制は人災


福島第一原発事故の「防災」体制は人災

福島第一原発事故、未曾有の大地震と大津波による自然災害であったことは疑いません。
ただ、事故が起きてから国民をいかに守るかという防災体制については人災だったと断言さぜるえない・・・
と思わせた記事がJBRRESSにアップされています。

インタビュー形式の記事で小出裕章さんという四国電力の元技術者の方で
伊方原発勤務、原子力安全基盤機構にも在籍されていた原子力の専門家の方です。

以下、JBRESS
「何とか廃炉を避けたいと思ったのでしょう。原子炉を助けようとして、住民のことを忘れていた。太平洋戦争末期に軍部が『戦果を挙げてから降伏しよう』とずるずる戦争を長引かせて国民を犠牲にしたのと似ています」
 「私の言うことは誰も聞いてくれませんでした。誰も聞いてくれないので、家で妻に話しました。しかし妻にもうるさがられる。『私の代わりにハンガーにかけたセーターにでも話していなさい』と言うのです」