2012年5月28日月曜日

ドイツの太陽光発電事業は大失敗?


環境先進国ドイツの太陽光発電事業は大失敗?

ドイツでは2000年前後から「緑の党」が躍進し環境政策が大きく転換していました。
1998年から連立政権を組んで太陽光発電を含むクリーンエネルギーへの大転換を推進してました。
そういえば。

ミレニアムという時代の空気もあったんだろうとも思いますね。
あれから10年以上経過し太陽光発電へ投資した国税は回収できていないそうです。

以下、WSJの記事から

太陽光の期待外れ度合いは太陽光発電大国のドイツですでに指摘されている。ドイツでは、巨額の財政負担や電気料金値上げによる補助が行われてきたにもかかわらず、電力全体に対する太陽光発電の比率は低く、有効でないという批判が起きている。クリーンエネルギー助成の約60%が太陽光発電向けに使われているのに、全発電における比率はわずか3%に過ぎない。助成金がはるかに少ないバイオマスや風力発電の方が太陽光よりずっと利用比率が高いのである。


以下、wikiから緑の党について
同盟90/緑の党(どうめい90/みどりのとう、B?ndnis 90/Die Gr?nen)は、ドイツ環境政党。グローバルグリーンズ加盟。
2011年現在はドイツ連邦議会で68議席を持つ5番目に大きい党であり、80年代以降一定の勢力を持つ野党である。1998年から2005年まではドイツ社会民主党連立政権を組み、脱原発風力発電の推進・二酸化炭素の削減など環境政策を進展させ、国民的人気の高いヨシュカ・フィッシャー外相などの閣僚も送り出した。
初めは、西ドイツの地方レベルで1970年代の終わりに、戦前から続く主に右翼的な環境保護運動が連合する形で「諸派・緑の党」 (Die Gr?nen) は設立された。しかし、そのままでは5%条項を突破できないので、のちに60年代学生運動世代を呼び込んで、連邦レベルの政党「緑の党」として1980年に再出発する。その後、右左の勢力が逆転し、右派グループは別の環境政党として脱退、以降は新左翼色の濃いエコロジー政党として一貫している。1983年には連邦議会でも議席を獲得。世界の多くの緑の党の中で最も古く、最も議会政治的に成功している。1989年1990年には、東ドイツの民主化に関わった市民グループが同盟90を結成、1993年に緑の党と統合した。