EU崩壊による大恐慌がやって来ても戦争は起きない?
スペインに対する金融支援が決まってちょっと落ち着いている欧州金融危機ですが、
最悪のシナリオを考えたとき、頭に浮かんだのが1930年代の大恐慌とそれにつづく戦争。
歴史は繰り返すといいますからね・・・
な~るほどという記事がJBPRESSに上がっていました。
大恐慌がやって来ても戦争は起きない理由今日の世界と1930年代はどこが違うのか
青年ヒットラーは20世紀初頭、ウィーンにいて美大への進学を夢見ていた。入試に落ちて浪人していたのだ。その当時ヒットラーの親友であったグビツェクは、いつも腹ペコであったと回想している。ヒットラーはその頃からワーグナーの音楽に心酔していたが、オペラの立見席の入場券を買うと、その晩の夕食を諦めなければならないことも度々だったという。
そんな時代を大恐慌が襲った。多くの人が職を失った。1930年代の不況を伝える写真に、パンとスープの施しを待つ長い行列を写したものがある。失業が、即、飢えにつながった。飢えは人間を過激な政治行動に走らせる。しかし、現在、全ての先進国、そして中国でも食料は容易に手に入る。
だから、もし世界が大恐慌に遭遇するとしても、それによって生じる政治状況は1930年代とは大きく異なるものになろう。極右政党が躍進することはあっても、それが政権を取ることはない。人々は満腹なのだ。
なるほど、食料問題と戦争との因果関係ですね。
「満腹」な国々は戦争しないですか・・・