2012年4月22日日曜日

スペースシャトル計画終了にともなうシャトル退役ですが


スペースシャトル計画終了にともなうシャトル退役ですが

オバマ政権が野心的な新しい有人宇宙飛行計画を発表していたのを記憶しているのですが、
その後どうなったのか追跡していませんでした。

おにぎり型の後継スペースシャトルとか試作段階のものが公表されていましたが、
結局予算つかなかったんですね。

以下、wiki

退役 [編集]

2011年7月8日(日本時間9日未明)に打ち上げられたアトランティスSTS-135をもって、30年あまりに及んだスペースシャトル計画を終了した[58]。当初の予定では2011年2月26日の打ち上げが最後になる予定であったが、後に追加予算が認められて、非常時の救援ミッションのために待機していたアトランティスをISSの補給ミッションに転用する形で同年7月の打ち上げが認められた[59]
シャトル退役による宇宙開発計画の間隙を埋めるべく、飛行士や搭載物をISSに運ぶだけでなく、地球を離れて火星まで到達できるような宇宙船が現在開発中である[60]。当初「有人開発船(Crew Exploration Vehicle)」と呼ばれていた計画概念は、その後オリオン宇宙船コンステレーション計画へと発展した。しかし2010年にオバマ政権はコンステレーション計画の予算を打ち切り、今後は低軌道への衛星発射の事業は民間企業に委託することを提案した[61]。次世代の宇宙船が登場するまでは、飛行士がISSに到達しまた帰還するためにはロシアのソユーズ宇宙船か、または開発中のアメリカの民間商用宇宙船に頼る以外に手段がなくなる。オバマ大統領の提案はアメリカ合衆国議会によって承認されたが、次の宇宙船が開発されるまでの5年間にシャトルを延長して使用する可能性を含む対抗案も2010年に議会で検討された[62]。しかし結局、シャトルの退役計画は覆されなかった。
退役後は、ディスカバリーはスミソニアン博物館国立航空宇宙博物館別館、アトランティスはケネディ宇宙センターの見学者用施設、エンデバーはロサンゼルスのカリフォルニア科学センターにそれぞれ展示される。また現在国立航空宇宙博物館別館に展示中のエンタープライズは、同館にディスカバリーが展示されることに伴い、ニューヨークのイントレピッド海洋航空宇宙博物館に移されることになっている[63]。2010年4月、タイム紙は「2010年に最も影響を与えなかった人々」のリストの中にスペースシャトルを挙げ、その理由を「シャトルは従来のロケットのように格好良くないから」とした[64]

民間商用宇宙船への交代 [編集]

2008年12月23日、NASAは国際宇宙ステーションへの商業軌道輸送サービスに関する契約を、スペースX社およびオービタル・サイエンシズ社と取り交わしたことを発表した[65]。スペースXはファルコン9ロケットドラゴン宇宙船[66]、オービタル・サイエンシズはトーラスIIロケットシグナス宇宙船を打ち上げる予定である。